(質問概要)
町立図書館における不健全図書のレーティング表示に関する、町及び関係機関への働きかけについて
1.町立図書館における蔵書について、仮令活字のみの表現であっても、過激な不貞、性的、暴力的もしくは猟奇的な行為を含むもの、またはこれらの行為を著しく不当に賛美、正当化もしくは助長し、徒に心身の官能を強く刺激せしめ、青少年の健全なる育成又は治安の維持若しくは向上を阻害する恐れのある内容を含むもの(以下「不健全図書」)には審査をし、これに読者として相応しい年齢層の表示(以下「レーティング」)を施すこと。
2.新規に仕入れる図書等に対しても同様にすること。
(回 答)
まず、杉戸町立図書館では、町民の多様化・高度化した学習ニーズに応え、町民の自己実現並びに地域社会における教育の向上発展と文化の創造に寄与するため、図書館法の理念に基づいた資料・情報を収集し提供しております。
一方、資料・情報の収集に際して、埼玉県青少年健全育成条例に基づく「不健全図書」として個別指定されるものは、収集しておりません。また、収集の段階で、人権またはプライバシーを侵害するもの、わいせつ出版物として判決が確定したものなどについても、収集の対象外としております。
このように、杉戸町立図書館が収集した全ての図書館資料については、「利用者の自由な利用に供されること」を原則とし、多くの方々にご活用いただいております。
そこで、●●様のご提言にございます「読者として相応しい年齢層の表示」についてでございますが、現在、杉戸町立図書館の蔵書については、乳幼児を対象にした『絵本・紙芝居』、児童・生徒を対象にした『児童書』、中学生・高校生を対象にした『ヤングアダルト書』等の、年齢層による表示をさせていただいております。
また、今後、新規に収集する図書等についても、資料収集・受入れに際し十分に注意を払っていくことはもちろんのこと、他の図書館の情報も収集しながら、引き続き蔵書の充実に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解いただければと存じます。
(担当部署)
町立図書館
音声ファイル: | 再生する |
更新日: | 2017年02月08日 |