---さらなる拡大も懸念されるため、感染予防に十分注意してください---
本年は、新型インフルエンザ流行の影響もあり、例年より早い時期でインフルエンザ患者の報告数が増加しています。
県内では、8月以降推定で約15万人のインフルエンザ患者が発生しており、そのほとんどが、新型インフルエンザに感染している患者であると考えられます。
新型インフルエンザは感染力が強く、感染している患者のおおよそ9割の方が30歳未満の若い方となっており、注意が必要です。
また、妊婦や糖尿病など基礎疾患がある方などで、まれに重症化することもあります。
県内では、死亡した方はおりませんが、入院される方もでています。
「埼玉県感染症発生動向調査事業」によると、本年第41週の報告において、県全体で1報告医療機関当たり報告数が1 週間に16.89人となり、「インフルエンザ流行発生注意報」の基準を超えました。
なお、川口保健所管内では、1報告医療機関当たりの報告数が1 週間に32.55人と「インフルエンザ流行発生警報」に達し、県内8か所の保健所管内(朝霞・鴻巣・所沢・春日部、越谷、坂戸、川越市、さいたま市)で「インフルエンザ流行発生注意報」に達しています。
幸い、杉戸町の管轄である幸手保健所管内では1 週間に7.77人と県内では比較的少ない報告数となっており「インフルエンザ流行発生注意報」のレベルには達しておりませんが、今後も県内における流行の拡大が予想されますので、引き続きインフルエンザに「かからない、うつさない」ために、正しい衛生習慣を身につけましょう。
インフルエンザに「かからない、うつさない」ためには・・・・
■手洗い・うがいの徹底
・感染予防の基本は、まず手洗いです。帰宅後や不特定多数の人がさわるようなものに触れた後は、こまめに手を洗いましょう。
■「咳(せき)エチケット」を心がける
・咳、くしゃみや発熱などの症状があるときはマスクをしましょう。
・マスクを持っていない場合は、ティッシュなどで口と鼻を覆い、周りの人から顔をそらし、できる限り1~2m以上離れましょう。
・咳、くしゃみを抑えた手、鼻をかんだ手を洗いましょう。
■不要不急な外出を控える
・人混みや繁華街への不要不急な外出を控えましょう。
■規則正しい生活習慣
・日ごろから十分な休養とバランスのよい栄養をとり、規則正しい生活をすることで、体力や抵抗力を高め、感染しにくい健康状態を保ちましょう。
「インフルエンザかな?」症状のある方へ・・・・
■新型インフルエンザは、県内のすべての一般医療機関で受診できます。
■急な発熱と咳(せき)やのどの痛みなどインフルエンザの症状がある場合には、早めの受診を心がけましょう。
■受診の際は、医療機関に事前に電話で連絡し、受診方法等について指示を受けてから、必ずマスクを着用して受診するようにしましょう。
■妊娠している方、人工透析を受けている方、喘息や糖尿病などの持病のある方は、なるべく早く「かかりつけ医」に相談しましょう。
■呼吸が苦しい、意識がもうろうとしているなど症状が重い場合は、肺炎や脳症を併発していることがあります。できるだけ早く入院設備のある医療機関などに相談、受診しましょう。必要なら救急車(119番)を呼びますが、必ずインフルエンザの症状があることを伝えましょう。
≪自宅療養している方へ≫
■熱が下がってから2 日目まで、さらに症状が始まった日の翌日から7 日目まではできるだけ外出しないようにしましょう。
インフルエンザ脳症にご注意ください・・・・
■インフルエンザ脳症の早期の症状は?
・インフルエンザ様症状(発熱等)に加え、
A 呼びかけに答えないなど意識レベルの低下が見られる
B 痙攣重積(けいれんじゅうせき)(※)及び痙攣後の意識障害が持続する
C 意味不明の言動が見られる
※痙攣重積(けいれんじゅうせき)
痙攣発作が30 分以上持続した状態や痙攣発作を繰り返し30 分以上意識が完全回復しない状態
■解熱剤の使用は、必ずかかりつけ医師にご相談を!
・強い解熱剤(例:ボルタレン、ポンタール及びこれらと同様の成分の入っているもの)は、インフルエンザ脳症の予後を悪化させますので、必ず解熱剤は、かかりつけの医師に相談して用いてください。
•※ 新型インフルエンザに関する詳しい情報は・・・
埼玉県ホームページ(埼玉県新型インフルエンザ対策関連情報)をご覧ください。
URL:http://www.pref.saitama.lg.jp/A04/BU00/newinflu/top.html
※インフルエンザ警報・注意報について
(1)流行発生警報:大きな流行が発生または継続しつつあると疑われる基準値(1週間の1報告医療機関当たりの報告数) 30
(2)流行発生注意報:今後4週間以内に大きな流行が発生する可能性が高いこと基準値(1週間の1報告医療機関当たりの報告数) 10