ようこそ町長室へ

新年あいさつ（令和6年1月）

　明けましておめでとうございます。
　町民の皆様には、希望に満ちた新春を健やかにお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
　これまでの約4年間、新型コロナウイルス感染症対策により、多くの御不便をお掛けいたしておりますが、町民の皆様の格別の御理解と御協力を賜りましたことに、心から厚く御礼申し上げます。
　さて、新しい杉戸へ歩み出した昨年を振り返りますと、5月から新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが、2類相当から季節性インフルエンザと同じ5類に変更となりました。徐々に、コロナ禍前の日常生活を取り戻す大きな一歩を踏み出せたことは、何事にも代えがたいものであると感じたことは私だけではないと思います。イベントの開催制限が緩和されたことにより、杉戸夏まつりをはじめ、古利根川流灯まつり、スポーツフェスティバル2023、農業祭、商工祭など、大小様々なイベントを工夫を凝らしながら開催することができました。特に『まつり』という杉戸の伝統行事においては、コロナ禍の経験から学んだ新たな運営方法により、多くの賑わいが生まれました。まさに、まちづくりへの攻めのアクセルを踏めたことによる成果だと思っております。改めて、各まつり実行委員会等の皆様に心から感謝申し上げる次第でございます。
　また、平成30年より旧杉戸小学校跡地（旧中央公民館周辺）活用事業の工事が順調に進み、「ココティすぎと」（エリアの愛称）が、いよいよ今年の4月にオープンいたします。「広場を中心とした、多世代が憩い、利活用できる公共空間」をコンセプトに進めてきたこの施設が今後は、子どもから高齢者まで多くの皆様が様々な目的でこの場所に訪れていただき、東武動物公園駅前の新たなシンボルとなるよう、みんなで作り上げる魅力ある施設にしてまいります。
　早いもので、杉戸町のリーダーを担わせていただき2年目に入りました。新年を新たな気持ちで迎え、杉戸町の新しい未来に向けて、町民の皆様や町議会、地域・民間企業など、全ての方々と手を取り合い、「みんなで育てるまち すぎと」の実現に向け、積極果敢に取り組んでまいりたいと決意いたしました。つきましては、今年も引き続き、都市計画道路下野久喜線等の4つの優先政策と9つの課題へ挑戦し、町長として責任を果たしてまいりますのでよろしくお願いいたします。
　 結びに、本年が町民の皆様にとりまして、幸多き素晴らしい年となりますよう心からお祈り申し上げ、新年のごあいさつとさせていただきます。

杉戸町長　窪田　裕之