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麻しん(はしか)の感染を防ぎましょう
国内において麻しん(はしか)の感染事例が発生しました。

今後、感染者の増加が懸念されます。
麻しんの感染力は非常に強く、接触感染や飛沫感染のほか、空気感染することもあるため、手洗いマスクだけでは感染を防ぐことができません。ワクチンの接種がもっとも有効な予防方法です。

麻しんにかかったことがない方やワクチン接種を受けていない方、ワクチン接種が1回接種だった方については十分な免疫を獲得していない可能性があることから注意が必要です。
幼児期の接種歴を母子手帳で確認してみましょう。

■厚生労働省ホームページ(麻しんについて)
■埼玉県ホームページ(麻しん及び風しん流行情報)


         症状から麻しんが疑われる場合            

発疹、発熱などの麻しんのような症状がある場合は、麻しんの疑いがあることをかかりつけ医または医療機関に電話等で伝え、受診の要否や注意点を確認してから、その指示に従ってください。受診の際は、周囲の方へ感染させないよう、マスクを着用し、できるだけ公共交通機関等の利用を避けてください。

           麻しん(はしか)とは              

麻しん(はしか)は、麻しんウイルスによって起こる病気です。
感染すると、高熱や咳、鼻水といった風邪のような症状と発疹が現れ、肺炎や中耳炎などを合併しやすく、患者1,000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。


    幼児期の間に定期接種(MRワクチン等を2回接種しましょう   

子どもの定期接種(第1期、第2期)を接種すると99%以上の方が免疫を獲得できます。定期の予防接種は、無料で接種できますので、対象の期間内に接種しましょう。

■対象年齢
第1期:1歳以上2歳未満
第2期:5~7歳未満で小学校就学前の1年間


          定期予防接種をしていない方へ           

麻しんにかかった(検査で診断された)ことがない方が海外渡航する時には、渡航先の流行状況を確認するとともに、麻しんの予防接種歴を確認し、2回接種していない場合、又は接種既往が不明の場合には予防接種を受けることをおすすめします。
免疫(抗体)を持っているかどうかは、医療機関において検査ができます(有料)。検査を受ける際は、事前に医療機関に確認して下さい。




 
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更新日:2023年05月25日

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