ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

スギトの基本

杉戸町はまるで大空を羽ばたくワシのよう!

埼玉県の東部に位置する杉戸町は、明治22年に誕生しました。北葛飾郡・中葛飾郡の200余りの宿村が31の町村に編成された結果、杉戸町はワシが翼を広げ、大空を羽ばたいているような特徴的な形になりました。よーく見ると、くちばしの先まで確認できます。この偶然の産物は、まちの象徴として地元の人たちに親しまれています。

時間はかかっても…都心まで電車一本!

明治32年 に東武鉄道が開通し、杉戸駅ができました。当時は「杉戸駅(現 東武動物公園駅)」という名称で、蒸気機関車が使われていました。大正15年から電車が走るようになり、現在は地下鉄日比谷線、半蔵門線への直通運転が行われ、都心部まで乗り換えなしで行けるようになりました。読書や勉強、見逃したドラマをまとめて視聴するなど、まとまった移動時間の使い方を考えるのも楽しみの一つ。
銀座駅(直通約70分)/渋谷駅(直通約90分)

町のシンボルマークは、
100周年を節目に二代目へ

皆さんは杉戸町の町章(町のマーク)を見たことがありますか?
ワシをモチーフにしたデザインが現在の町章です。杉戸町の形が、翼を広げたワシの姿に見えることに由来しています。目には埼玉県の県章である「勾玉(まがたま)」を、背には町の木である「杉」をあしらい、杉戸町が未来に向かって羽ばたく様と、その躍動感を表現しています。町制施行100周年を迎えた平成2年4月1日から、現在の町章が使用されています。ちなみに左側のデザインは、以前に使用されていた町章です。中央に漢字の「杉」を配置し、それを漢字の「戸」が三方向から囲んでいます。こちらの町章は、現在でも30年以上前に埋設されたマンホールの蓋や、町立小・中学校の校章などにその面影を見ことができます。ぜひ探してみてください!

杉戸町のシンボルマーク

町民の声から選ばれた町の木と花

全国の市区町村では、その場所に由来する木や花、動物などをシンボルとして制定しています。ここ杉戸町でも、1979年に町の木を「杉」、町の花を「菊」と定めました。これらのシンボルは、当時の町の人々から広く募集したという記録が残っています。杉や菊が選ばれた理由は興味深く、応募した人々がいかにこのまちを愛していたかが伝わってきます。

応募理由(一部抜粋)
【杉】杉戸は杉の老木がうっそうと生い茂り、水門を覆っていたことから「杉門」と命名されたと言われていることにちなんで。【菊】日本古来の花として、その美しさが多くの人々に愛され親しまれ、病害虫にも比較的強く、毎年花を咲かせることから。

入選者
【木の部門】杉戸町内田在住31歳/当時
【花の部門】杉戸町杉戸在住17歳/当時
出典:昭和54年4月発行「広報すぎと」第132号

杉戸町の木と花

「ゆるキャラ」ブームが去っても
根強い人気の杉戸町のマスコットたち

杉戸町初のゆるキャラは、1995年に誕生した「ぴかる」。太陽・空・水・緑をモチーフにした、まちの駅・道の駅「アグリパークゆめすぎと」のイメージキャラクターで、地元の農産物のPRを担当しています。その後、新たに町の公式マスコットとして杉の妖精「すぎぴょん」が登場。日光街道杉戸宿が開宿400周年を迎えたタイミングで、江戸時代の飛脚である「すぎたろう」が新たに仲間入りしました。なんでも、すぎたろうはすぎぴょんの先祖なのだとか。長きにわたり町のPRを担ってくれたキャラクターたち。現在も町役場の入り口で、にこやかな笑みを浮かべながら、健気に出番を待っています。

杉戸町のゆるキャラ

どのくらいの人がこのまちで暮らしているの?

現在、杉戸町ではおよそ4万人の人々が暮らしています。小さな町ではあるけれど、東と西では目に映る風景も異なり、そこに暮らす人々も生粋の杉戸町民から新規移住者、Uターン組までさまざま。子育ての環境としては、児童保育施設が11施設、小学校6校、中学校4校、高校が4校あります(私立含む)。都心へ出かけやすい利便性に加えて、趣味の畑を持つなど、土地や家を購入するのに比較的ちょうど良いという点から、若いファミリー層にも注目されています!

年齢比

0〜20代10,342人

30〜60代22,312人

70歳以上10,974人

令和2年「国勢調査」より

杉戸町の人口

杉戸町の明日に彩りを加える、
このまちで活躍する仕事人たち

現在このまちで働く人々は、およそ1万5,000人です。商店を営む方、企業や公共団体にお勤めの方、自分の好きや得意なことを仕事にしている自由業の方など、職種や働き方は実にさまざま。
ここで働く皆みなさんのエネルギーが、このまちに豊かな彩りを与えていることは間違いありません。

職種別

  • 町職員数325人
  • 農業56人
  • 建築・製造3,181人
  • 運輸・郵便3,261人
  • 医療・福祉1,240人
  • 小売・販売2,791人
  • サービス業1,187人

令和3年「経済センサス」より

※令和4年「地方公共団体定員(管理調査)」より

杉戸町の仕事人たち

小さな町から大成した
杉戸町出身の有名人たち

杉戸町は小さな町ではあるけれど、人情と英知あふれる多彩な偉人たちが誕生しています。名誉町民や宣伝大使に選定・任命させていただいた、主な有名人をご紹介します。

  • 大正製薬の名誉会長で、「リポビタンD」の生みの親、国会議員としても地域に貢献してきた故・上原正吉(うえはら・しょうきち)氏。
  • 本格ミステリーからエッセイまで幅広い作品を発表している直木賞作家の北村薫(きたむら・かおる)氏。
  • テレビや雑誌など幅広いメディアで活躍中の陽気なお笑い芸人、「北陽」の虻川美穂子(あぶかわ・みほこ)氏(通称・あぶちゃん)など。

大きなイベントの際にはご協力いただいたこともあり、これらの人物たちのルーツに杉戸町が存在することは町に暮らす人々の大きな希望になっています。

杉戸町出身の有名人

意外と知られていない
杉戸町の誇れる特産品

ここは利根川を水系とする水路がいくつも造られ、豊かな農産物に恵まれた町です。そんな杉戸が誇る特産品の一部をご紹介します。


杉戸町産のお米で最も多い品種はコシヒカリ。なかでも特別栽培米コシヒカリは、甘みともっちりした粘り、ツヤと香りが違います。白米のおいしさが際立つ自信作です。

丸系八つ頭(マルケイヤツガシラ)
埼玉県オリジナルの「八つ頭」(里芋の仲間)の系統で、大きな丸い形と里芋よりもホクホクとした食感が特徴です。杉戸町を中心に県内各地で栽培されています。11月から年末年始が旬。

柿(早生次郎)
杉戸の東部は柿の栽培が盛んで品種も豊富。江戸川の豊岡台地では、どれも大ぶりで形がよく、たっぷりの甘みが特徴です。その柿を使い、丁寧に仕込んだ「柿酢」もオススメの一品。

シクラメン
鮮やかな色と形が魅力のシクラメン。赤系の花のイメージが強いかもしれませんが、近年では改良が進み、黄色や紫、グラデーションなど珍しい品種にも注目が集まっています。

杉戸町出身の特産品

このまちで