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緊急地震速報の発表基準に長周期地振動階級を追加

ページID:0001959 更新日:2024年1月1日更新 印刷ページ表示

 現在、気象庁が震度5弱以上の地震を予想し、緊急地震速報を発表した際に、全国瞬時警報システム(Jアラート)を通じて、防災行政無線による情報伝達を行っています。
 令和5年2月1日より、気象庁では発表基準に「長周期地振動階級の予想値」を追加した運用を開始するため、当町においても長周期地振動階級情報に対応した情報発信を行います。

緊急地震速報の発表基準
緊急地震速報

長周期地震動とは

 長周期地震動とは、大きな地震で生じる、周期(揺れが1往復するのにかかる時間)が長い大きな揺れのことをといいます。長周期地震動により、高層ビルは大きく長時間揺れ続けることがあります。また、長周期地震動は遠くまで伝わりやすい性質があり、地震が発生した場所から数百kmはなれたところでも大きく長く揺れることがあります。長周期地震動による大きな揺れにより、家具類が倒れたり・落ちたりする危険に加え、大きく移動したりする危険があります。

長周期地震動階級

 気象庁では、地震時の人の行動の困難さの程度や、家具や什器の移動・転倒などの被害の程度を基に長周期地振動による揺れの大きさを4つの階級に区分した長周期地振動階級という指標を新たに導入しました。
長周期地震動階級の画像

なぜ緊急地震速報の発表基準に長周期地振動階級を加えるのか

 過去の長周期地振動による被害を踏まえ「長周期地振動に関する情報検討会」での検討を行ってきた結果、

  • 長周期地振動により、人命に係る重大な災害がおこるおそれがある
  • 近年の高層ビルの増加により、長周期地振動の影響を受ける人口が増加している
  • 長周期地振動階級を予測する技術が進展し、実用の域に達した

ことにより、気象庁から警戒・注意を呼びかける予測情報を発表することとされました。

関連情報

【リンク】緊急地震速報の発表基準の変更について(気象庁HP)<外部リンク>