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日ノ本学園高等学校(兵庫県代表)イレブンとして、2025.12~2026.1の「全日本高等学校女子サッカー選手権大会」に出場した、杉戸町出身の中里美咲選手(18歳)。
兄のサッカーに連れられ、初めてボールを蹴ってから・・・サッカーにのめり込み、親元を離れ、埼玉県杉戸町から兵庫県の強豪校へ渡る。全国各地から集まる選手たちとの熾烈な争いの中、レギュラーを勝ち取り、2025年冬、強豪ひしめく兵庫県で全国大会の切符を手にした。
今回、全国高校サッカー選手権大会という舞台に立ったのち、これからの目標へのチャレンジ、さらなる高みを目指す決意について、中里 美咲 選手へインタビューを行った。

サッカーをやっていた兄に連れられ、初めてボールを蹴ってから、サッカーにのめり込んで行きました。
幼稚園くらいから小学校卒業まで水泳をやっていました。個人メドレーの全泳法が泳げるまで頑張りました。
学校の体育でバドミントンを経験しています。腕前は、そこそこできるくらいです。その時、バドミントンは面白いって感じましたが、自分の中ではサッカーが一番です。
元Jリーガーの和多田監督という方がいらっしゃって、非常に魅力を感じたことが一つと、練習に参加させていただいた際に、自分の雰囲気とチームの雰囲気が一番合うと感じたのが、日ノ本学園だったので、入学を決めました。
関東近郊の高校への練習に参加させてもらったりしましたが、自分のやりたいサッカーやチームの雰囲気が合わないと感じた部分があり、近郊の高校への進学は考えていませんでした。
現在はセンターバックとしてプレーをしていますが、昔はボランチなどをやっていたこともありました。自分の高さを活かした守備の要としてチームを鼓舞することができるセンターバックというポジションが自分に一番適していると考えています。

アイナック神戸の太田美月選手です。
自分の1歳年上の方で、太田選手が大商学園高校時代に、リーグ戦などで戦ったことがあり、その時の印象が強く残っています。
太田選手は高卒プロとしてアイナック神戸に所属され、また、ポジションも私と同じであることから、憧れであり、目標です。守備の強さやボールを持った時の視野の広さという部分が大商学園の中でも飛びぬけてうまい選手という印象です。
高校3年生のインターハイの兵庫県予選と近畿予選が、自分の中で一番印象に残っています。
県予選はアデショナルタイム1分弱、フリーキックからのこぼれ球を私が押し込み、1-0で勝利を掴み取りました。また、近畿予選でも、インターハイ出場がかかった大一番の試合で、スコアは1-1。コーナーキックからのこぼれ球を私が詰めて、得点を奪えました。全国への切符がかかった2試合とも、自分の決勝ゴールで勝利したという喜びで、もの凄く印象に残っています。
大学まで大好きなサッカーを続けることができることが自分の中で一番嬉しいです。十文字学園女子大学での練習に参加させていただき、大学でのサッカー生活に非常に魅力を感じ、また大好きなサッカーを続けられることがとても嬉しいです。
試合に出られない期間や怪我でチームから離れてしまう期間はとても辛く感じましたし、悔しい思いでいました。

練習時間が長いチームではなく、1時間半から長くても2時間で終わるチームでした。その1時間半、2時間でどこまで自分のコンディションを上げるための練習をするかや、試合を意識した練習というのを毎日取り組んでいます。
高校のチームで「チャレンジなきものに勝利なし」という言葉があります。
チャレンジをしなければ勝利をすることができないというのがすごい自分の中でも、座右の銘というか心に残っている言葉であり、大学に行くということも1つのチャレンジ。また、埼玉県を離れて、兵庫県に挑戦しにきたということも1つのチャレンジになっています。こういった部分で、今の自分に合っている言葉であると、すごく感じているところです。
周りでは音楽を聴いてリラックスする人もいますが、私は逆に何もしないというのが自分的には合っていると感じており、大事な試合だからコレをするというより、普段どおり、いつもどおり朝起きて、いつもどおり朝食をとり、いつもどおりサッカーの準備をし、試合に行くというほうがリラックスでき、緊張もしないというのが自分の中で確立していますので、いつもどおり普通の試合と変わらないスケジュールで動くようにすることを意識しています。
それと併せて、それぞれの試合において、目標とするプレーを設定して、自分にもできると気持ちを高めています。
ウエイトトレーニングは自分の中で大事にしていて、高校のウエイトルームでも、サッカーで必要な筋肉を鍛えることを実践していました。これからは肩回りをもう少し鍛えたいと考えています。
これからのことになってしまいますが、大学で栄養学を学ぶ予定で、その栄養学を食事の面からサッカーに繋げていけたらというのを考えているため、大学進学については十文字学園女子大学を選びました。
サッカーの外から、目標である“プロ”になるために必要な要素を補っていきたいと考えています。
女子プロサッカー選手(WEリーグ)になることが一番の目標です。
プロになるためには、声をかけていただくことやセレクション、練習参加、ユース組織からの昇格など、様々な方法はありますが、私が一番の近道だと考えているのはスカウトの目に留まることです。より目に留まりやすい強豪大学でアピールすることが大事だと考えています。進学する十文字学園女子大学も去年3人の選手にWEリーグのクラブから声が掛かっており、進学を決める上での大きな要素となりました。
一番は母親の存在が大きいです。サッカーをしたいと母に伝えたときも、サッカーをやらせてくれる環境に私を置いてくれました。高校進学も親元を離れ、遠い兵庫県に行きたいと伝えても、全く反対もせずに送り出してくれました。大事な試合や大会には応援に駆けつけてくれました。
大学でもサッカーを続けたいと伝えたときも、一番賛成してくれたのが母親でした。そういう部分ではものすごく感謝しています。
4月からは親元に戻ってきて、大学生となります。いつまでも子どものままではなく、一人の大人としてなんでも自分でやっていかなければならないと考えています。
これからは、いつも支えてくれ、応援してくれた両親に、大学4年間を通して、自分のプレーやチームの結果で、絶対に恩返しをしたいと考えています。
私は小学校、中学校では全国に出られるような選手でもなく、またサッカーがとてもうまいという選手ではありませんでした。それでも1つのことに対して一生懸命取り組み、自分の生活の中で、自分がなりたい選手になるためにどうするべきかということを1つ1つ考えて行動することを実践し続け、1つ1つの夢や目標が叶ってきました。焦らず、考えて行動すれば、確実に夢や目標が叶うものだということを次世代の子どもたちに伝えたいと思います。
大学では、全日本学生選手権(通称:インカレ)という一番大きい大会があります。その大会に出場して日本一になることが目標ですので、目標を叶えるため、1つ1つ頑張っていきたいと思っています。
(2026年3月 役場にて)

サッカーを愛し、サッカーにチャレンジする中里選手。
夢を叶えるために必要なものをしっかりと見据えるチャレンジャーで、先を見据える目はとても希望に満ちていました。
ウエイトトレーニングと栄養学でフィジカルを鍛え、ご両親への恩返しを大学4年間で実践し、プロサッカー選手になる夢を叶えるという意気込み、今後の活躍が楽しみです。
これからの中里選手のご活躍を期待するとともに、次世代の子どもたちの目標になること、中里選手の夢が叶うことを願っています!杉戸町はこれからも「煌めく人」を応援します!