12月9日 火曜日
図画工作は好きな子がとても多い学習の一つです。
絵を描くことが好きな子、工作が好きな子、それぞれ好みはありますが、「創作活動」は子どもたちにとってとても楽しい活動です。
小学校図画工作のねらいは、表現と鑑賞の活動を通して、形や色などの造形的な見方・考え方を働かせ、創造的にものをつくりだす喜びを味わい、豊かな感性と情操を養うことです。(学習指導要領より)
具体的には、自分のイメージを形にしたり、鑑賞を通して美しさや面白さに気づいたりする中で、「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「学びに向かう力・人間性」の3つの資質・能力を総合的に育成することを目指しています。
今回は1年生、3年生が楽しそうに作品作りに取り組んでいました。
≪1年生≫ 『はことはこをくみあわせて』
たくさん用意した箱から好きなものを選び、組み合わせ方を考え動物やロボット、車や飛行機といった好きなものを作っていきます。
持っている糊では接着力が足りないため、グルーガンを使います。
最初にしっかり説明を聞いておくことが大切です。
たくさん用意されている箱を手に取り、色々な組み合わせ方を考えていました。
「こんな風につなげれば恐竜に見えるかも。」
「この大きい箱の前に小さいのをつけたらお店屋さんのレジに似ているかも。何屋さんにしようかな。」
など次々にアイデアが膨らんでいきます。
楽しく友達と語らいながら学習していました。
どんな作品に仕上がるのか楽しみです。
≪3年生≫ 『のこぎりザクザク つないで つけて』
続いて3年生です。
のこぎりで木材を切り、その組み合わせから想像を広げて作品を作る学習です。
のこぎりを使うのが初めての3年生。
慣れない手つきで一生懸命に切っていました。
子どもたちは、日常生活でのこぎりを使う機会はほとんどないのではないでしょうか。
「うまく切れないな。」
「線を引いたとおりに切れない。」
などと苦戦していたようです。
普段使うことの少ない道具や工作機械を使ってみることも図工の大切な勉強の一つです。
どの学年の子も目を輝かせながら学習に取り組んでいる様子がとてもうれしく思いました。