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クライミング空間をDIY 「電動ドライバー」

ページID:0018257 更新日:2023年5月1日更新 印刷ページ表示

2023年5月


 

奥谷さん家族の写真

奥弥工務店/OKKU ROCK 
オーナー:奥谷和也(おくや・がずや)さん

「杉戸の職人」と聞いて、何人の顔が思い浮かぶだろう。よく行く店の店主や取引先など、私たちが日常的に関わることのできる仕事相手は、実はそれほど多くない。けれど、町をつくっているのはまぎれもなく人であり、もっと言えば誰かの仕事だ。代々受け継がれてきた技術、町の産業に着目して立ち上がったブランド、「地元で独立したい」と起業した人々̶。知れば思わず自慢したくなる、この町の仕事人たちを紹介しよう。

 

 

私の相棒


クライミング空間をDIY「電動ドライバー」

 

電動ドライバーの写真

 

 オーナーの奥谷和也さんは北海道出身。高校生の頃に山岳部でロッククライミングと出会い、将来は自分のジムを作りたいと都内のクライミングジムで働きはじめる。

そこで妻となる弥生(やよい)さんと出会い、彼女の出身地である杉戸町に移住することを決め、そこでの開業を考えることにした。

 

奥谷さん夫婦の写真

 

和也さんの仕事は、屋内外でクライミング用の壁を建てる専門職。下積み時代を経て、クライミングのルートを作るルートセッターのライセンス資格も取得した。

やがて東武動物公園駅東口にある、元パチンコ店の空き物件を自ら改修し、2019年に「クライミングハウスオックロック」をオープン。内装や家具づくりも自身で手がけ、外観からは想像もできないような異空間が広がっている。

 

元々は駅前のパチンコ店だった建物。その面影を活かしてインパクトのある外観に

【写真】元々は駅前のパチンコ店だった建物。その面影を活かしてインパクトのある外観に

 

館内に入ると、天井を見上げるほどの高さまでクライミングの壁がそびえ立つ

【写真】館内に入ると、天井を見上げるほどの高さまでクライミングの壁がそびえ立つ

 

2階はキッズでも楽しめるスペースを設置。ホールドの色によって難易度が異なる

【写真】2階はキッズでも楽しめるスペースを設置。ホールドの色によって難易度が異なる

 

出番を待つクライミングシューズが整然と並ぶ。もちろん棚も手作り

【写真】出番を待つクライミングシューズが整然と並ぶ。もちろん棚も手作り

 

そんな奥谷さんの相棒は電動ドライバー。手足を掛けるホールドの入れ替えや、内装DIYの必需品だ。

奥谷夫妻は「友達の家に遊びにいくような感覚で、ここを利用してもらえたらうれしい」とにこやかに語る。

 

クライミングの要であるホールド。和也さんの手によってルートが決まる

【写真】クライミングの要であるホールド。和也さんの手によってルートが決まる

 


【奥弥工務店/OKKU ROCK】

(おくやこうむてん/おっくろっく)

 

工務店所在地:杉戸町

OKKU ROCK店:東武動物公園駅東口・徒歩2分

営業日時などは下記の外部リンクをご確認ください。

https://okkurock.com<外部リンク> 


スギトゴト特別編


※本サイトでは情報紙「スギトゴト」で紹介された内容の一部をWEB 用に編集して掲載しています。
令和5年5月発行/ 発行元:杉戸町商工会 / 協力:杉戸町 / 制作:mARu design room / 写真:小塚照美

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