ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 健康支援課 > 子宮頸がん予防ワクチン(H P Vワクチン)について

本文

子宮頸がん予防ワクチン(H P Vワクチン)について

ページID:0002213 更新日:2024年12月2日更新 印刷ページ表示

キャッチアップ接種対象者と
高校1年生相当の方へお知らせ

​ 国により、子宮頸がん予防ワクチン(H P Vワクチン)キャッチアップ接種の期間延長の方針が示されました。(第64回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会 令和6年11月27日開催)

  【 概要は以下のとおりです。】

  • キャッチアップ接種期間終了後も、期間中に1回以上接種した者は、公費で3回の接種を完了できるよう、経過措置を設ける。
  • 経過措置の対象者は、キャッチアップ接種の対象者(平成9年度生まれから平成19年度生まれの女子)に加え、令和6年度が定期接種の最終年度である高校1年生に相当する年齢の女子(平成20年度生まれの女子)も対象とする。
  • 経過措置の期間は、キャッチアップ接種期間終了後1年間(令和8年3月31日まで)​とする。

  国からの正式な決定、通知が発出され次第、改めてお知らせします。

子宮頸がんについて

子宮頸がんは子宮の入り口部分(子宮頸部)にできる「がん」で、主に性交渉によって感染するヒトパピローマウイルス(H P V)が原因で起こります。
H P Vに感染しても多くの場合は自然に排除されますが、感染が続くとその一部が前がん病変になり、さらにその一部ががんになります。また、H P Vウイルスは皮膚や粘膜にいるありふれたウイルスで、何度も感染する可能性があります。
日本では年間約1万人の女性が子宮頸がんにかかり、それにより約3,000人が亡くなっています。子宮頸がん予防には、H P Vワクチンで感染を予防し、検診でがんを早期発見・治療することが大切です。

 

子宮頸がん予防ワクチン(HH P V​​ワクチン)について

H P Vワクチンの定期接種については、接種後の副反応の発生頻度等がより明らかになるまでの間として、平成25年6月14日から国の方針に基づき、積極的勧奨を差控えてきました。国の検討部会において、H P Vワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められたため、積極的勧奨の差控え状態を終了し、令和4年4月より接種対象者に対する個別の接種勧奨を再開しています。

 

子宮頸がん予防ワクチン(H P Vワクチン)の効果と副反応

 子宮頸がん予防ワクチンには、3種類あり、サーバリックス(2価)、ガーダシル(4価)は、子宮頸がんをおこしやすいタイプであるヒトパピローマウイルス16型と18型の感染を防ぐことができ、このことにより、子宮頸がんの原因の50~70%を防ぎます。また、シルガード(9価)は、16型と18型に加え、ほかの5種類ヒトパピローマウイルスの感染も防ぐため、子宮頸がんの原因の80~90%を防ぎます。子宮頸がん予防ワクチン(H P Vワクチン)の接種を1万人が受けると、受けなければ子宮頸がんになっていた約70人ががんにならなくてすみ、約20人の命が助かると試算されています。

 

一方で、子宮頸がん予防ワクチン(H P Vワクチン)接種後には、多くの方に、接種部位の痛みや腫れ、赤みなどが起こることがあります。接種の痛みや緊張のために、血管迷走神経反射が出現し、失神することがあります。接種後は少なくとも30分間は背もたれのある椅子に座っていただき、座位で様子をみてください。
Hpvワクチン接種後の主な副反応

引用:厚生労働省ホームページ

 

ワクチンの種類

H P Vワクチンの接種は、原則、同じ種類のワクチンで実施します。しかし、サーリックス(2価)またはガーダシル(4価)H P Vワクチンで規定の回数の一部を完了し、シルガード9(9価)H P Vワクチンで残りの回数の接種を行う交互接種についても差し支えないこととしています。接種にあたっては医師と相談の上実施してください。

サーバリックス(2価)

初回接種から1か月あけて2回目、初回接種から6か月あけて3回目を接種
※ただし、標準の接種間隔が取れない場合は、2回目は初回接種から1か月以上の間隔をあける。
 

ガーダシル(4価)

初回接種から2か月あけて2回目、初回接種から6か月あけて3回目を接種
※ただし、標準の接種間隔が取れない場合は、2回目は初回接種から1か月以上、3回目は2回目から3か月以上の間隔をあける。

シルガード9(9価) ※令和5年4月より追加されました​

■15歳未満で初回接種を始める場合:2回接種
 初回接種から6か月あけて2回目を接種
 ただし、5か月未満で2回目を接種した場合は、3回目の接種が必要となります。

■15歳以上で初回接種を始める場合:3回接種
 初回接種から2か月あけて2回目、初回接種の6か月後に3回目の接種
 ただし、標準の接種間隔が取れない場合は、2回目は初回接種から1カ月以上、3回目は、2回目から3か月以上の間隔をあける。

 

定期接種の対象者

小学校6年生から高校1年生に相当する年齢の女子(標準的な接種時期:中学1年生)
※中学1年生・高校1年生相当の女子には、4月中に予診票・リーフレットを郵送しました。それ以外の接種対象者で接種を希望する方は保健センターへ連絡してください。予診票・リーフレットを郵送します。

●小学校6年生から高校1年生相当の女子と保護者の方へ大切なお知らせ(詳細版リーフレット)
詳細版リーフレット<外部リンク>

<厚生労働省ホームページ>
●「女子高校生の皆さまへ」(動画)<外部リンク>
●「高校生相当の娘さんの保護者の方へ」(動画)<外部リンク>

 

接種期限

高校1年生相当の3月31日まで
高校1年相当の方へ

保護者の同伴

定期予防接種は、保護者同伴が原則です。
ただし、次に該当する場合で、やむを得ず保護者が同伴できないときは、このホームページや厚生労働省作成のリーフレットをお読みいただき、ワクチンの効果やリスク、接種後の注意などを十分ご理解いただいた上で、保護者が署名をした「予診票」及び「接種同意書」を予防接種協力医療機関にお持ち下さい。

接種同意書」はこちらからダウンロードできます。

 

キャッチアップ接種について

​H P Vワクチンの積極的な勧奨の差し控えにより、接種機会を逃した方への公平な接種機会を確保する観点から、時限的な定期接種の特例として実施しています。キャッチアップ接種の実施期間は令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3年間です。

対象者

接種日現在、杉戸町に住民登録があり
平成9年4月2日から平成20年4月1日までに生まれた女性

​※3回接種されている方は​対象外です。過去に1回または2回接種したことのある方は、残りの回数のみ接種可能です。​


●H P Vワクチンの接種を逃した方に接種の機会を提供します(リーフレット)
キャッチアップ接種<外部リンク>

<厚生労働省ホームページ>
●「1997年度~2007年度生まれの女性へ」(動画)<外部リンク>

 

接種期限

令和7年3月31日
※接種完了には、6か月かかります。接種期限を過ぎて接種された場合は、全額自己負担(1回約29,000円)となります。希望の方は、お早目に接種を開始しましょう。

平成9年度~平成13年度生まれの方へ

接種医療機関

町内契約医療機関
町外契約医療機関<外部リンク>

予診票を持参のうえ、契約医療機関で個別接種をしてください。

自費で接種された方への助成制度ついて

助成制度があります。詳しくは、【自費で接種された方への助成制度ついて】をご覧ください。

 

関連ファイル

 【厚生労働省サイト】

 

Adobe Reader<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)