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自分が行きたいところに安心して出かけ、やりたいことをスムーズにできるために、自分が使うカードです。周りの人に自分が望むことやちょっと分かって欲しいこと、お願いしたいことを書いておき、必要な時に周りの人に見せると、頼みたいことが一目で伝わります。本人が望む社会参加を続け、元気に暮らし続けることが出来ます。また、本人が使っていくことで、自然と理解者や応援者の輪が広がっていきます。認知症と書くかどうかは本人が決めますが、「はっきり書いた方が伝わりやすいし、みんな親切」という人が増えています。
認知症の診断を受ける前の段階の人から、診断を受けた直後の人、地域に出かけている人、ほとんど出かけなくなっている人まで、様々な人たちがカードを使って暮らしやすくなっています。
周りの人が、この人は使える・この人は使えないと決めつけないでください。本人の可能性やチャンスを奪ってしまうことになります。また、本人が持ちたいと思っていなかったり、納得しないまま周りが持たせてしまうのもやめましょう。持たせても本人が使わなかったり、ストレスになりがちです。
まだまだ一人で大丈夫、という時から自分に合ったカードを作り、使い慣れておくと、後々とても役立ちます。認知症の診断を受けた直後からカードを使い始めることができると、落ち込みを防ぎ、自分なりの暮らしや希望を大切に、前向きに暮らしていくためのエンジンになります。