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遅れていた梅雨を迎え、本格的な夏が間近に迫ってきています。学校では、1学期のまとめの月になりました。生徒の皆さんには、夏休みまでのあと3週間、しっかりと学校生活を送ってほしいと願っています。
さて、本校では、学校教育目標の具体目標3「活動力に満ちた生徒」の姿として、
ア 自ら心と体を鍛える生徒
イ 自ら学校や学級のために、多様な人々と協働しながら事を成し遂げることができる生徒
ウ あきらめず、最後までやり続ける生徒
を設定しています。このうちの主にアとウに関わって、6月には学校総合体育大会地区予選会が行われました。私もできるだけ、多くの会場に応援に行きましたが、どの会場どの種目でも、最後まであきらめずに全力を尽くす生徒の姿が見られました。特に、3年生にとっては最後の試合となったものもあり、試合終了後に泣きながら挨拶する生徒の姿からは、今まで仲間と努力してきた日々が走馬灯のように巡っていたのではないかと、思わずにはいられませんでした。県大会出場を勝ち取った生徒は、次の試合での健闘を期待しています。また、3年生が引退した部は、1・2年生が、先輩の築いてきた伝統を引き継ぎ、部活動を充実させてください。当日は、大勢の保護者や地域の方々に応援をいただき、ありがとうございました。
また、主にアとイに関連して、3年生は6月22日~24日の2泊3日で、兵庫・京都・奈良方面へ修学旅行に行きました。日本の歴史・文化について、現地で実物を見たり実際に体験したりすることで、今まで学習した内容をより深く学んできました。初日から移動の機会が多く、班だけでなくクラス・学年で行動しなければならない場面もありましたが、全員が協力して無事に全日程を成し遂げました。もちろん京都市内での班別行動では、どの班もお互いに協力して、自分たちの計画を達成できました。2日目の夜には、妙心寺という有名なお寺で座禅の体験学習に取り組み、まさに「自らの心と体を鍛える」活動を行いました。文化財に対する真剣な眼差しや熱心に体験する姿をはじめ、電車内で小さな子供連れの母子に席を譲る生徒や、宿で班員のスリッパをさりげなく整えた生徒など、自主的で細やかな気配りのある行動も随所に見られました。
これからも、一人一人が自分がやりたいこと、やるべきことを意識し、「活動力に満ちた生徒」をめざした行動をしていくことを期待します。
保護者、地域の皆様には、いつも生徒の健全育成のため、ご協力をいただきありがとうございます。7月21日からは夏季休業日となり、生徒の家庭・地域での生活が増えますので、より一層のご協力をお願いいたします。