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先月は多くの行事が行われました。「広島中最後の合唱祭」をはじめ、2年生の社会体験チャレンジ、1年生の福祉体験学習、代表生徒による北葛駅伝競走大会、杉戸第二小学校で行われた「PTAゲーム大会」や、すぎとピアで行われた「いきいきふれあいまつり」など、生徒の頑張りに頼もしさを感じるとともに、それぞれの行事にご協力をいただいた保護者・地域の皆様に感謝いたします。
さて、2学期も後半を迎え、3年生は入試に向けて、2年生1年生は来年度に向けての取り組みが増えてきます。その取り組みの中では、一人一人がいろいろなことを考えたり、様々な人との関わりがでてくると思います。そこで、今月は生徒の皆さんのこれからの過ごし方に、少し役立つかなということについて考えてみたいと思います。
人は、物事を思うとき、言葉で考えます。「言葉には、魂が宿る」と言う人もいれば、「どういう言葉を使うかによって人生が変わる。」と言うような人もいます。それぐらい、言葉は大切なものだと考えているのだと思います。
はじめに、自分自身に関することを考えるときの言葉についてです。みなさんは、イライラすること、不安になること、落ち込むことがあると思います。そのときは、自分がそのような言葉で考えているからです。たとえば、自分の思い通りに物事が進まないとき、「なんでこうなんだろう!?」という言葉で考えるといった具合です。そのとき、イライラしても良いことはありません。それよりも、「今回は、ここまでできた」という言葉で考えてみたらどうでしょう。そして次に、「この状態で私にできることは何だろう?」という言葉で考えれば、イライラから脱出しやすくなるでしょう。
同じように、不幸な気持ちになるのは、ネガティブな(否定的な、消極的な)言葉で考えているときです。明るく前向きになりたいのであれば、ポジティブな(肯定的な、積極的な)言葉を使って考えましょう。自分に元気がない時や落ち込みそうになった時などは、自分で自分を励ます言葉をつぶやきましょう。
努力を続けていけば、自分を生かす言葉を選び、言葉によって自分をコントロールすることが少しずつできるようになると思います。
次に、他人とのコミュニケーションに関わる言葉についてです。ある国のことわざに、『行く言葉が美しければ、来る言葉も美しい』というものがあります。周囲の人が、驚いたり、不安になったり、不快に感じたりする言葉は、自分も相手もいやなものです。逆に、自分自身や周囲の人にとって、言われてうれしい言葉があります。たとえば、「ありがとう」「ごめんね」「大丈夫?」「すごいね」「頑張ったね」「一緒にやろう」などです。学校生活の中で、お互いにこんな言葉を多く交わせたら、学校がますます楽しくなるのではないでしょうか。
10月25日(金曜日)に合唱祭を行いました。今年度は広島中学校としては最後の合唱祭となりました。
生徒は約1カ月間、各クラスで試行錯誤を重ね、一生懸命練習を行いました。また、1・2年生は来年度の新校設立に向け、東中学校と合同中間発表会も行いました。その成果を存分に発揮し、どの学年も素晴らしい歌声を響かせてくれました。また、たくさんの保護者の方にご参観いただき、大勢の前で発表するという貴重な経験をすることができました。
合唱祭の練習、本番を通して学んだことを生かし、さらに成長してくれることと思います。
県では、教育に関する理解を深めていただくため、11月1日を「彩の国教育の日」、11月1日から7日までを「彩の国教育週間」としています。
例年、県や市町村、学校、社会教育施設、各種団体等で学校公開や親子向け体験教室などの事業を多数実施しています。ぜひこれをきっかけに、身近な人と「自然」「人」「本」「家族」「地域」の大切さや思い出について語り合ってみませんか。ほっこりした話題で、元気で明るい気持ちになる教育週間にしましょう。詳しくは県ホームページをご覧ください。
本校でも、彩の国教育週間に合わせて、学校公開日を設定いたしました。三者面談期間にもなっておりますので、ぜひご都合がつきましたら、この機会にご来校いただき、本校の教育の一端をご覧になっていただければと思います。
10月17日(木曜日)に学校を代表して17名の生徒が参加しました。結果は男子6位、女子5位でした。代表生徒は朝練習から参加し、頑張ってくれました。