9月3日 水曜日
1年生と2年生が体育館でマットの学習を行っていました。
体育館にエアコンが入ったおかげで快適に学習できます。
低学年のマットの学習は「器械・器具を使っての運動遊び」の中の「マットを使った運動遊び」というものになります。
低学年の体育では「~遊び」という言葉がキーワードとして入ります。
これはねらいとする動きを「遊び」の要素を取り入れながら学ぶという低学年体育の大きな特徴から来ています。
みんなで協力しながらのマットの準備。
マットや跳び箱の学習では器具を安全にセットし場の準備を行うことがとても大切です。
2年生がリードしながら準備を行っていました。
準備運動が終わると慣れの運動に入ります。
マットや跳び箱は自分の体重を手で支えたり、回転したりする動きがあったり、日常ではあまりない首筋や頭が地面に着くといった動きもあるため、慣れの運動をしっかり行っていく必要があります。
1つ目は「アンテナ」です。
首の接地と逆さ感覚を養います。
「カエルの足打ち」
手で体を支える感覚を身に付けます。
2回打てるようにするためにはどうすればよいのか考えながら行います。
「クモ歩き」
腕で体を支えることと腹筋の使いかたを身に付けます。
これらの慣れの運動は高学年となり、「器械運動」の学習をするときにもそのまま使えるものです。
低学年のうちからしっかり身に付けていくことが大切です。
最初のうちは、丁寧に時間をかけて行っていき、正しい行い方を身に付けることで、学年が進み、大きな技を練習するときに役立ちます。
どの子も真剣に一生懸命行っていました。
上手にできる子の動きを見合い、拍手を送る、みんなで学び合うことがとても大切です。