10月6日 月曜日
今日の朝活動は「読書活動」で読み聞かせボランティア「たんぽぽ」の方々による読み聞かせ活動を行いました。
その中で「ブラックシアター」と呼ばれる特別な読み聞かせを時々やっていただいています。
これは暗幕を張って暗くした室内で蛍光塗料で描いたペープサートにUVライトを当てながら行う読み聞かせです。
暗幕カーテンのある体育館のミーティングルームで行います。
金曜日のうちにセッティングしていただきました。
今回は1、2年生が対象です。
みんな何が始まるのかワクワクしています。
お話は「すてきな三にんぐみ」です。
このお話はフランス出身のトミーアンゲラー氏が移住先のアメリカで書き上げた作品で原題が「The Three Robbers(3人の泥棒)」といい、3人の大泥棒が主人公です。
世界16か国で翻訳、出版されている世界的なベストセラー作品です。
絵本の絵も黒と青が主体で描かれておりブラックシアターにピッタリの雰囲気の作品です。
子どもたちはあっという間にお話の世界に吸い込まれていきました。
真っ暗な部屋の中でも期待に胸膨らませ、目を輝かせていることが伝わってきました。
ペープサートを操作している方も黒い洋服のため、絵がひとりでに動いているように感じます。
人々が恐れる大泥棒が主人公なので少し怖いお話なのかな、と思い聞き進めていくと最後はなんだか温かな気持ちになる、という内容でした。
子どもたちはお話が終わると
「もう1回聞きたい」
と口々にお願いし、まさかのアンコールを。
これにはたんぽぽさんもびっくりしていました。
快くアンコールに応えていただきました。
ありがとうございます。
いつもと違う本の楽しみ方を味わうことができました。
色々な方法を工夫しながら本好きの子どもたちを育てていきたいと考えています。
読み聞かせボランティア「たんぽぽ」の皆様、素敵な時間をありがとうございました。