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令和6年度10月号

ページID:0015499 更新日:2024年10月1日更新 印刷ページ表示

高野台小だより 10月号

心も体もかしこさも実りの秋

 9月とは思えないほどの猛暑が続きましたが、お彼岸を迎えたころから、やっと過ごしやすい季節へと変わってきました。

 そのような中で、子供たちは自然豊かな校庭で、大きく育ったバッタを捕まえ、観察したり、絵を描いたりと学びを深めています。そして、「どんなえさを食べるのかな」「虫かごの中を住みやすくしてあげたいな」などと捕まえた虫たちを大切に育てる様子もたくさん見かけました。逃がしてあげる時も「ありがとう、またね」という声を虫たちにかけていました。

 笑顔になるための「みんな大切」を実行し、「命」をとても大切にする心優しい姿が実っていました。
 素敵な学びも実っています。自主学習の目標冊数を達成した子も出てきました。その中で、「ちょっとやばい日本の歴史」ということで、歴史上の人物で教科書にも載っておらず、あまり知られていないことを調べ、その人物の背景から学びを楽しんでいる姿や「なぜ、雷はギザギザに落ちるのだろう」という疑問から雷の仕組みを調べている姿も見られました。興味をもったことから学ぶ楽しさを深めていました。
 また、授業で疑問に思ったことを自主学習で調べ、次の時間に活用している子もいます。それぞれの自主学習のやり方で、深い学びを実らせています。
 この他にも、親子で町立図書館に行ってきて、本を借りてきたよと嬉しそうに教えてくれる子もいました。親子での学びも素敵ですね。
 9月は体育の学習でマット運動を行っている学年も多かったです。新しい技に挑戦し、何度も繰り返し練習をする姿や練習の場を工夫しながら取り組み、アドバイスをし合う姿、できた技をいい笑顔で見せ合う姿など、たくましく取り組む姿が実っていました。高野台小学校の子供たちは、自分たちの手で学びを充実させていける子供たちに育ってきています。
 さらに子供たちの学びに向かう力を高めていくためには、家庭の協力もとても大切な役割になります。その一つとして「子供の好きを好きになること」です。自分の「好き」を人に共感してもらうと、子供も大人もうれしいと感じます。一緒に好きになることは、学びを深めるだけでなく、自己肯定感の向上にもつながります。そして、興味の方向性を図書館で調べることや粘土で作ってみようなどのように、「調べる」「作る」「試す」という気持ちにつなげてあげられれば、学びはさらに広がっていきます。
 子供はたくさん学んで分かったことを笑顔で教えてくれます。そこで家庭の役割として、「日本にはこんなにたくさんの蝶がいるんだよ」などと子供が学んで分かったことの外側に、「海を渡る蝶もいるんだよ」と未知の情報の点を打ってあげてみてください。きっと大人も子供も知的好奇心が広がり、一緒に学ぶ楽しさから学び続ける楽しさに変わっていくことでしょう。
ぜひ、今年の秋は「子供の好きを好きになること」から親子で「好き」を実らせてください。たくさんの子供たちからの報告を楽しみにしています。

虫取り1虫取り2算数

1年 鍵盤ハーモニカ講習会

 9月3日、1年生が講師の先生から、準備や片付けのしかた、指の動かし方、上手な演奏のしかたなどを学びました。実際に演奏を聴いたり、弾いたりして、楽しみながら学習に取り組みました。

鍵盤ハーモニカ講習会

1年 高齢者疑似体験

 9月10日、杉戸町社会福祉協議会の方のご指導のもと、4年生が高齢者疑似体験を行いました。ゴーグルや手袋、おもりなどを付け、歩いたり箸を使ったり字を読んだりする体験をしたり、バリアフリーに関するお話を聞いたりして学びを深めました。

高齢者体験1高齢者体験2

中学生のみなさん ありがとう

 9月12,13日の2日間、杉戸中学校の2年生が「社会体験チャレンジ」で来校しました。中学生はミニ先生となり、1・2年生を中心に学習や生活の補助を行ってくれました。休み時間も一緒に遊んでくれて子供たちは大喜びでした。

社会体験チャレンジ1社会体験チャレンジ2

5年生 稲刈り体験

 9月12日、学校応援団の方のご指導のもと、5年生が稲刈りを行いました。鎌を手に初めは恐る恐る稲を刈っていた子供たちでしたが、作業に慣れてくると、手際よく進めていました。貴重な体験ができました。

稲刈り1稲刈り2