ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 高野台小学校 > 令和7年度6月号

本文

令和7年度6月号

ページID:0020238 更新日:2025年6月2日更新 印刷ページ表示

 学校行事を通じての心の成長

                                                                     校長 稲毛 保典

深緑が美しい季節となり、雨上がりにはシンボルツリーの「かいの木」が、雨のしずくと太陽の光を浴びて、まるで子供たちの笑顔のようにきらりと輝いています。
 5月24日に開催された「高野リンピック」では、たくさんのご声援をありがとうございました。また、大玉送りでは、たくさんの方々にご参加いただきありがとうございました。
 天気予報では雨予報も出たり消えたりしている中で、子供たちはてるてる坊主に実施したい思いをこめ、教室の窓に飾っていました。子供たちは短い練習期間で、徒競走やダンスや団体種目の練習に取り組んでいました。まるで本番のように、練習の時から全力で頑張る姿や全力で応援する姿が多く見られ、そして友達同士で励ましあいながら自主練習している姿もたくさん見られました。
 また、前日準備においては、6年生の児童が校庭整備をし、全力で演技や競技ができるようにしてくれました。放課後には、自ら進んで校庭の石拾いをしてくれた児童もいます。
この高野リンピックを通じて、子供たちは「自分たちで高野リンピックをつくり上げる」「自分たちで成功させる」という気持ちを高め、全校児童の心が一つになった瞬間でした。
 高野リンピック当日の徒競走で転んでしまった児童がいましたが、すぐに立ち上がり全力で走りぬく姿とそれを応援する児童の姿、保護者・地域の皆様の大きな声援にとても感動しました。会場全体の心が一つになった瞬間でした。
 この高野リンピックで、相手を思いやる心や諦めない心、全力でやり抜く心など、子供たちのきらり輝く心の成長を多く見ることができました。
 5月7日には、5年生が、地域ボランティアの方のご厚意で、田植え体験をさせていただきました。裸足で田んぼに入り田植えをしている子供たちは苗が浮いてこないように丁寧に植え、米作りの大変さと感謝の気持ちを感じながら普段味わうことができない感触を楽しんでいました。
 学校行事の実施の仕方は変わってきておりますが、子供たちに豊かな心を育んでいくためにはとても重要な役割があります。様々な学校行事を行う中で、どのような力や心を育んでいきたいか考え、これからも学びの多い学校行事にしてまいります。
 今年度もより一層、保護者・地域の皆様とともに、子供たちを育んでいく学校を目指し、学校の取組や子供たちの様子を学校公開やすぐーるのタイムライン等でお伝えしていきます。保護者・地域の皆様におかれましても、今後ともご支援・ご協力をお願いいたします。