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学びを自分事としきらり輝く学校に
校長 稲毛 保典
夏休みが終わり、子供たちの元気な姿と笑顔が学校に戻ってきました。子供たちが安全で充実した夏休みを送ることができましたことに深く感謝申し上げます。
夏休みに入り7月28・29日に5年生が林間学校を実施しました。天気にも恵まれ、日光の大自然と歴史と文化に触れてきました。5年生はこの林間学校に向けて、どんな林間学校にしたいかを考え、そのためにはどこを改善していかなければいけないかを自分たちで話し合い1学期の間、自分たちの手で林間学校を成功させようとみんなで声をかけながら取り組んでいました。また、総合的な学習の時間を活用し、日光の自然や歴史等について調べたものを現地でガイドをすることを学びのゴールとし、聞いてくれる人はどんなことを知りたいか、どんなことを知れたら見学が楽しくなるかと聞いてくれる相手を意識しながら、調べ学習を進めてきました。現地では自分の調べたことをもとに、自信たっぷりの表情でガイドをすることができました。内容も素晴らしく、初めて知ることも多くあり、まるで本当のガイドの説明を聞いているようでした。そして、学校に到着しバスを降りた瞬間に達成感と満足感があふれるきらり輝く表情で「楽しかった」という声がたくさん聞こえてきました。
この姿は本校が目指している学びの姿そのものでした。目的意識をもち、学びのゴールをイメージし、アウトプットするときには相手を意識し、何を必要としているか考え、そのためにはどのようなことを調べるかなど、自分から学びの課題に向かう力がこの林間学校で発揮されました。宿題以外に家庭学習で学びを深めた児童も多かったと思います。そして、一緒に学ぶ仲間がいるから学びも深まったのだと思います。この林間学校を通じて、5年生の児童は大きく成長しました。
1学期の終わりには、地域の方から1通のお手紙をいただきました。それは「きらり賞を推薦します」という内容のお手紙でした。礼儀正しい言葉で、あいさつを気持ちよくしてくれる子、低学年の面倒をしっかり見ながら安全に登校している子、班長代理として班員を気遣いながら安全に登校させてくれた子、の内容が書かれていました。また、違う方からは、放課後、学校に来て昇降口を掃除してくれていた子がいますと連絡をいただきました。子供たちのことを日頃から地域のみなさんが見届けてくださり、そして褒めてくださり、とても感謝の気持ちでいっぱいです。
さて、2学期は、「実りの秋」です。「かいの木コンサート」や「修学旅行」、「校外学習」、「書ぞめ競書会」など、たくさんの学校行事が予定されています。また、学習内容も豊富で、授業を通して、子供たち一人一人の「学びの力」を、最も伸ばすことができる学期です。その中で友達と学ぶ楽しさを味わいながら、学びを自分事として自ら学び続ける力を高めてほしいです。
児童一人一人がきらり輝く学校になるよう、今学期も職員一同、全力で指導してまいります。保護者の皆様、地域の皆様、今学期もご協力、ご支援何卒よろしくお願いいたします。