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杉戸町環境センター大規模改修工事を実施しています

ページID:0014831 更新日:2024年9月17日更新 印刷ページ表示

工事の目的

 杉戸町環境センターでは、平成9年の稼働から長期間が経過し、施設の老朽化が進んでいます。このため、安全で安定したごみ処理を行うため、「杉戸町環境センター長寿命化総合計画」に基づき、令和6年度から令和8年度の3年間で大規模改修工事(前期)を実施してします。

工事の概要

工事期間

 令和6年6月 から 令和9年3月

工事内容

 焼却施設全般にわたる様々な機器を対象とした、機械設備の更新や補修を行い、老朽化が進む環境センターの性能回復と延命化を行います。

 このほか、建屋の補修等の工事も行います。

 

 工事の概要や工程については、下記PDFファイルをご参照ください。

 工事の概要 [PDFファイル/293KB]

工事の契約内容

 本工事の契約内容については、下記リンクをご参照ください。

  随意契約状況(杉戸町環境センター大規模改修工事(前期))

工事の進捗

令和6年度工事

令和6年度は下記の工事を実施し、1号炉系を令和6年10月から12月まで、2号炉系を令和7年1月から2月まで、電気設備等の共通系を令和7年3月に実施しました。

特に温水発生器は、建設当初から伝熱管の更新を行っていなかったため、伝熱管の老朽箇所が多数確認されました。今回の工事で伝熱管の更新や耐火材を補修することで、より効率的にごみ焼却により発生する熱を利用して、設計温度(約80℃)の温水を作ることができ、場内の給湯や暖房、隣接している「エコ・スポいずみ」への温水の外部供給の維持を図ることができました。

また、噴霧用空気圧縮機2台を本体更新させ、現在使用している雑用空気圧縮機2台と統合化及び台数制御する工事を行いました。統合化制御を行うことで、負荷に見合った最適な運転ができるようになりました。さらに、高効率電動機とインバータ制御方式を導入したことにより、既存の空気圧縮機よりも消費電力の削減が見込まれます。

 

〇工事内容

・ごみ供給機内装品、電動機の更新(1号炉:令和6年11月、2号炉:令和7年2月)

・焼却炉内の耐火材補修(1号炉:令和6年12月、2号炉:令和7年2月)

・噴霧用空気圧縮機の本体更新、統合化、台数制御(令和7年3月)

・温水発生器の伝熱管、伸縮継手の更新、耐火材補修(1号炉:令和6年12月、2号炉:令和7年2月)

・風向・風速計の更新(令和7年3月)

※()内は工事完了日

 

〇工事の状況

 

〈温水発生器〉

温水発生器内の伝熱管(更新前) 温水発生器新規の伝熱管(交換後)

     伝熱管の劣化状況(更新前)      新規の伝熱管設置(更新後)

 

〈焼却炉〉

焼却炉内の耐火材吹付作業

      耐火材吹付作業

 

〈ごみ供給機〉

既設コンベヤ解体の様子 新規コンベヤに更新

    既設コンベヤ解体の様子          新規コンベヤに更新

 

 

令和7年度工事

令和7年度は下記の工事を予定し、電気設備等の共通系を令和7年12月までに、1号炉系を令和7年10月から11月まで、2号炉系を令和7年11月から12月までに実施を予定しています。

ガス冷却室下ダスト搬送コンベヤの更新工事は、9月に実施したため気温も高く、場内も高温下での作業となったため、熱中症対策を行いながらの工事となりました。

 

〇工事内容

・計量機の更新(令和7年12月)

・プラットホーム投入扉の部分更新(令和7年12月)

・焼却炉内の耐火材補修(1号炉:令和7年10月、2号炉:令和7年12月)

・砂分級機の振動モータ更新(令和7年10月)

・バグフィルタの更新、ろ布の交換(1号炉:令和7年10月、2号炉:令和7年12月)

・各種煙道の部分更新(1号炉:令和7年10月、2号炉:令和7年12月)

・ガス冷却室下ダスト搬送コンベヤの更新(令和7年9月)

・動力制御盤の更新、無停電電源装置の部品交換(令和7年12月)

・工場棟の天井灯、蛍光灯のLED化(令和8年1月)

※()内は工事完了予定日

 

〇工事の状況

 

〈煙道〉

煙道の劣化箇所確認 煙道の溶接補修  

     劣化箇所の確認             溶接補修

 

〈動力制御盤〉

動力制御盤の更新

   制御盤部品の更新

工事期間中のごみ処理について

 工事期間中も通常どおり、ごみ処理を継続して行います。
 なお、工事実施については、事故等により住民の皆さまへご迷惑をお掛けしないよう、安全対策に十分配慮して取り組んでまいります。
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