古代まつり　盛大に開催しました

ページID：0023303 更新日：2025年11月8日更新印刷ページ表示

11月8日　土曜日

昨日の強風も朝には治まり、穏やかな朝を迎えました。
絶好の古代まつり日和となりました。

6年生と代表委員のみんなが頑張って準備をしてくれたので今年の古代まつりも成功間違いなしです。

子どもたちの登校前には焼き芋の準備が始まっていました。
学校環境ボランティアの地域の方、昨年度までの用務員さん、学校用務員さんの計4名が焼き芋を担当してくれています。
朝早くからありがとうございます。

いつも通りに子どもたちは元気に登校してきました。
教室で今日のめあてや流れを確認し準備ができたら校庭に集合です。

5・6年生は準備のため、他の学年より早めに行動しています。

家庭科室では米研ぎが始まりました。
担当は5年生です。

6年生は竈の準備に取り掛かります。
ブロックや薪などを自分たちの場所に運びます。
張り切っている姿を見ると今日をとても楽しみにしていたことが伝わってきました。

焼き芋もいよいよ本焼きに入ります。
今年の芋は大きいのでじっくり火を通していきます。
絶対美味しいはずです！

はじめの集いが始まりました。
今年はなんと杉戸町の窪田町長が駆けつけてくれました。

司会は代表委員会が進行します。

町長より挨拶をいただきます。

古代住居保存会会長あいさつ。
保存会の皆様には田植えから稲刈り、そして本日の古代まつりと大変お世話になりました。
ありがとうございます。

いよいよ火起こしスタートです。
煙が上がると棕櫚を近づけて点火するのですがすぐに消えてしまい「あ～あ」と残念がる声が聞こえます。
交代しながら何度も挑戦します。

中学生がヘルプに入ります。
「棒をまっすぐにしないとうまくつかないんだよ。」
経験者のアドバイスは的確です。

散歩途中の地域の方も飛び入り指導。
改めて地域に愛される泉小であることを実感しました。

無事点火し、竈に火が入りました。
もう大歓声です。
さあ、ご飯炊きに入ります。
美味しく炊けるでしょうか。

あちこちで煙が上がり、昔のむらもこんな感じだったのかな、と思いました。
まさに古代まつりです。

ご飯を炊いている間に順番に古代住居を見学します。
ちょうど町の歴史散策の方たちも見学に来ました。

子どもたちが古代住居の見学に行っている間お家の方も夢中になって火起こしに挑戦していました。
本校の保護者は泉小を卒業した方も大勢います。

ご飯が炊きあがり、焼き芋も焼きあがったので声をそろえて「いただきます。」

「美味しい！」と嬉しそうな声があちこちで聞こえました。
自分たちで田植え、稲刈りを行ったご飯は格別だったのではないでしょうか。

焼き芋はたくさんあるので中学生や保護者の方にもおすそ分けがあります。
焼きたてアツアツの焼き芋は大好評でした。

楽しかった時間はあっという間に過ぎ、終わりのつどいです。
感想発表では「火がついたとき、とてもうれしかった。」との発表がありました。

今年は保護者ボランティアを募りませんでしたが、あちこちで子どもたちの支援をしてくださっている姿を見ることができました。
焼き芋も「手伝いましょうか」と声を掛けてくださる方がいました。
自然で温かなコミュニケーションがうれしく、子どもたちは素晴らしい環境で育っているなと感じました。

多くの方に支えられ、今年の古代まつりも大成功で終えることができました。
ご指導いただいた古代住居保存会の皆様、ご支援ご協力いただいた保護者、地域の皆様、本当にありがとうございました。