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消費者啓発参考情報「くらしの110番」トラブル情報
電気ストーブの使用による火災に注意
セラミックヒーターを延長コードにつないで使用していた。延長コードへの差込口が熱で溶け発火した跡があった。
古いオイルヒーターのスイッチを入れたまま外出し、帰宅後に黒煙が出ていることに気付いた。本体一部が溶け、床は焦げていた。
オイルヒーターが、使用中はコンセントの差込口が熱くなり、電源を切った後には本体から変な音が聞こえてきて不安になる。
冬季になると、多くの家庭でストーブが活躍します。しかし、使用には注意が必要です。消防庁の集計によれば令和3年中の発火源別死者数の内訳では、たばこに次いでストーブが2位でした。更にストーブの種別に着目すると、灯油ストーブと電気ストーブ類※が約半数ずつの割合でした。実際に裸火を扱う灯油ストーブと違い、電気ストーブ類は事故につながりにくいと考えがちですが、誤った使用法により火災を引き起こす可能性があります。
※電気ストーブ類とは、オイルヒーター、セラミックヒーター、ハロゲンヒーター等を含みます。
1.正しい使用法と安全対策を知る:現在、様々な種類の電気ストーブが販売されています。種類によっても安全対策は異なる場合があるので、製品の取り扱い説明書をよく読み、正しく使用してください。
2.設置場所に注意する:ストーブは平らで安定した場所に設置し、周囲に布団やカーテンなどの可燃物がないことを確認してください。
3.延長コードは使わない:多くの電気ストーブは消費電力が大きく高温になる危険性があるため延長コードの使用が禁止されています。延長コードは使用せず直接コンセントに差し込み使用しましょう。
4.こまめに電源を切る:外出時や部屋から離れる場合は必ず電源を切りましょう。長時間使用しない時は、電源プラグをコンセントから抜いてください。
5.定期的な点検と清掃:取扱説明書をよく読み、定期的に点検と清掃をしましょう。音や、臭いなどの異常があればすぐにメーカーや販売店に相談しましょう。
困ったときにはお近くの消費生活センター等にご相談ください。
消費生活センターへのお電話は、消費者ホットライン「188」へお掛けください。
(くらしの110番2023年11月)