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子どもの定期予防接種

ページID:0011420 更新日:2024年4月1日更新 印刷ページ表示

 予防接種には、予防接種法によって対象の病気、対象者及び接種期間などが定められた定期予防接種と、それ以外の任意予防接種があります。
 定期予防接種とは、予防接種法に定められた予防接種で、対象者は受けるよう努めなければならないと規定されています。法定接種期間であれば、決められた回数を公費で受けられます。

目次

  1. 定期予防接種の種類
  2. それぞれの病気とワクチンについて
  3. 予診票配布方法
  4. 注意事項
  5. 接種場所について
  6. 定期予防接種助成金制度について
  7. 予防接種健康被害救済制度について
  8. 長期にわたって療養を必要とする疾病にかかり定期接種が受けられなかった方

 

定期予防接種の種類

それぞれの病気とワクチンについて

ロタウイルス

ロタウイルスは、世界中のどこでもみられる、主に5歳未満の乳幼児に多くみられる急性胃腸炎の原因ウイルスです。主な症状は下痢・嘔吐・発熱などで、ときに脱水、けいれん、肝機能異常、腎不全を、まれに急性脳症等を合併することがあります。年齢にかかわらず何度でも感染発病しますが、乳児期での初感染が最も重症で、その後感染を繰り返すにつれて軽症化していきます。

ワクチン名 対象年齢 接種回数 接種間隔 標準的な接種開始
ロタリックス
(1価)
生後6週から生後24週
(1回目は生後14週6日までが望ましい)
2回 前回接種から27日
以上の間隔をあける
生後2か月から
ロタテック
(5価)
生後6週から生後32週
(1回目は生後14週6日までが望ましい)
3回 ​前回接種から27日
以上の間隔をあける
生後2か月から

※同一のワクチンを接種しましょう。
※1回目は生後14週6日までに受けましょう。
※接種後1・2週間は「腸重積症」の症状に注意しましょう。

 

B型肝炎

 B型肝炎ウイルスに感染すると、急性肝炎となりそのまま回復する場合もあれば、慢性肝炎となる場合もあります。一部劇症肝炎といって、激しい症状から死に至ることもあります。また、症状が出ないまま肝臓にウイルスを持ち続けてしまい、やがて慢性肝炎・肝硬変・肝がんなどになることがあります。

対象年齢 接種回数 接種間隔 標準的な接種間隔
生後1歳の誕生日
の前日まで
3回

1回目:生後2か月から接種開始
2回目:1回目の接種から27日以上あける
3回目:1回目の接種から139日以上あける

生後2か月から9カ月になる前日まで

※母子感染予防として、健康保険を使ってB型肝炎ワクチンの接種を受けた方は、対象になりません。

 

ヒブ

 インフルエンザ菌b型(略して「Hib(ヒブ)」)は中耳炎、副鼻腔炎、気管支炎などの感染症の他、髄膜炎、敗血症、肺炎などの重篤な全身感染症を起こす、乳幼児にとって問題となる病原細菌です。

<初回接種の開始が生後2カ月以上7か月未満の場合あ(合計4回)>

 
対象年齢 接種回数 標準的な接種期間
生後2か月から
5歳の誕生日の前日まで

初回接種:3回

生後2か月から生後7か月になる前日までに接種開始し、27日から56日の間隔をあけて3回接種。

追加接種:1回 3回目終了後から7か月以上13か月未満の間隔をあけて1回接種。

※5種混合(ジフテリア、百日せき、破傷風、不活化ポリオ、ヒブ)を接種した場合は、接種できません。
※接種開始時期により接種回数が異なります。


<初回接種の開始が生後7カ月以上1歳未満の場合(合計3回)>

・初回は27日(医師が必要と認めるときには20日)以上あけて2回
 ※標準的な接種期間:27日から56日
 ※2回目は1歳未満までに終了させる
 ※2回目が1歳を超える場合は、2回目は行わない(追加接種は可能)
 
・追加は初回の2回目終了後から7か月以上あけて1回
 ※標準的な接種間隔:初回の2回目終了後7か月以上13カ月未満
 ※初回の2回目が1歳未満までに終了せず、1歳以降に追加接種を行う場合は、初回の1回目終了後27日(医師が必要と認めた場合は20日)以上あけて接種

<初回接種の開始が1歳以上5歳未満の場合(合計1回)>

 1歳以上5歳未満までに1回接種

 

小児用肺炎球菌

 肺炎球菌は子どもの多くが鼻の奥に保菌していて、細菌性髄膜炎、菌血症、肺炎、副鼻腔炎、中耳炎といった病気を起こします。肺炎球菌による細菌性髄膜炎は、年間150人前後が発症していると推定されていました。致命率や後遺症例(水頭症、難聴、精神発達遅滞など)はヒブによる髄膜炎より高く、約21%が予後不良とされています。現在は、肺炎球菌ワクチンが普及し、肺炎球菌性髄膜炎などの侵襲性感染症は激減しました。

対象年齢

接種回数 標準的な接種期間
生後2か月から
5歳の誕生日の前日まで

初回接種:3回

生後2か月から生後7か月になる前日までに接種を開始し、27日以上の間隔をおいて3回接種。

追加接種:1回 3回目接種終了後、60日以上の間隔をおいて1歳以上1歳3か月未満で1回接種。

※接種開始時期により、接種回数が異なります。

<初回接種の開始が生後7か月以上1歳未満の場合(合計3回)>

・初回は27日以上あけて2回
 ※2回目は2歳未満(標準的には1歳未満)までに終了させる
 ※2回目が2歳を超えた場合は行わない(追加接種は可能)

・追加は初回の2回目終了後60日以上あけて1歳以降に1回接種

<初回接種の開始が1歳以上2歳未満の場合(合計2回)>

・60日以上あけて2回接種

<初回接種の開始が2歳以上5歳未満の場合(合計1回)>

・2歳以上5歳未満までに1回接種

 

5種混合(百日せき、ジフテリア、破傷風、不活化ポリオ、ヒブ)

【百日せき】
 百日せき菌の飛沫感染で起こります。普通の風邪のような症状で始まり、次第にせきがひどくなり、顔をまっ赤にして連続的にせき込むようになります。せきのあと急に息を吸い込むので、笛を吹くような音が出ます。乳幼児はせきで呼吸ができず、くちびるが青くなったり(チアノーゼ)、けいれんが起きるあるいは突然呼吸がとまってしまうことなどがあります。肺炎や脳症などの重い合併症を起こしやすく、新生児や乳児では命を落とすこともあります。

【ジフテリア】
 ジフテリア菌の飛沫感染で起こります。感染は主に喉ですが、鼻腔内にも感染します。ジフテリアは感染しても10%程度の人に症状が出るだけで、残りの人は症状が出ない保菌者となり、その人を通じて感染することもあります。症状は高熱、のどの痛み、犬の泣き声のようなせき、嘔吐などで、偽膜と呼ばれる膜がのどにできて窒息死することもあります。発病2週間から3週間後には菌の出す毒素によって心筋障害や神経麻痺を起こすことがあるため注意が必要です。

【破傷風】
 破傷風菌は土の中などにいる菌が、傷口から人の体内に入ることによって感染します。菌が体の中で増えると、菌の出す毒素によって、筋肉の強直性けいれんを起こします。口が開かなくなるなどの症状で気づき、やがて全身のけいれんを起こすようになり、治療が遅れると命を落とすこともあります。

【不活化ポリオ】
 口から入ったポリオウイルスが腸の中で増え、便を介して人から人へ感染します。感染してもほとんどの場合は症状が出ず、一生抵抗力が得られます。症状が出る場合、発熱、頭痛、嘔吐などの症状が出るほか、まれに手足の麻痺を起こし、一部の人には、その麻痺が一生残ってしまうことや、麻痺症状が進行し、呼吸困難により死亡することもあります。

【ヒブ】
 インフルエンザ菌b型(略して「Hib(ヒブ)」は中耳炎、副鼻腔炎、気管支炎などの感染症の他、髄膜炎、敗血症、肺炎などの重篤な全身感染症を起こす、乳幼児にとって問題となる病原細菌です。

 
   対象年齢    接種回数 標準的な接種間隔
生後2か月から
7歳6か月になる前日まで
1期初回:3回 生後2か月から生後7か月になるまでに接種開始し、4週間から8週間の間隔をあけて3回接種
1期追加:1回 初回接種終了後から6か月から18か月の間隔をあけて1回接種

※令和6年4月1日から、5種混合(ジフテリア、百日せき、破傷風、不活化ポリオ、ヒブ)ワクチンが定期予防接種に追加されました。
※4種混合ワクチン・ヒブワクチンで接種開始した場合は、5種混合ワクチンは接種できません。

 

4種混合(百日せき、ジフテリア、破傷風、不活化ポリオ)

【百日せき】
 百日せき菌の飛沫感染で起こります。普通の風邪のような症状で始まり、次第にせきがひどくなり、顔をまっ赤にして連続的にせき込むようになります。せきのあと急に息を吸い込むので、笛を吹くような音が出ます。乳幼児はせきで呼吸ができず、くちびるが青くなったり(チアノーゼ)、けいれんが起きるあるいは突然呼吸がとまってしまうことなどがあります。肺炎や脳症などの重い合併症を起こしやすく、新生児や乳児では命を落とすこともあります。

【ジフテリア】
 ジフテリア菌の飛沫感染で起こります。感染は主に喉ですが、鼻腔内にも感染します。ジフテリアは感染しても10%程度の人に症状が出るだけで、残りの人は症状が出ない保菌者となり、その人を通じて感染することもあります。症状は高熱、のどの痛み、犬の泣き声のようなせき、嘔吐などで、偽膜と呼ばれる膜がのどにできて窒息死することもあります。発病2週間から3週間後には菌の出す毒素によって心筋障害や神経麻痺を起こすことがあるため注意が必要です。

【破傷風】
 破傷風菌は土の中などにいる菌が、傷口から人の体内に入ることによって感染します。菌が体の中で増えると、菌の出す毒素によって、筋肉の強直性けいれんを起こします。口が開かなくなるなどの症状で気づき、やがて全身のけいれんを起こすようになり、治療が遅れると命を落とすこともあります。

【不活化ポリオ】
 口から入ったポリオウイルスが腸の中で増え、便を介して人から人へ感染します。感染してもほとんどの場合は症状が出ず、一生抵抗力が得られます。症状が出る場合、発熱、頭痛、嘔吐などの症状が出るほか、まれに手足の麻痺を起こし、一部の人には、その麻痺が一生残ってしまうことや、麻痺症状が進行し、呼吸困難により死亡することもあります。​

BCG

 結核菌の感染で起こります。結核に対する免疫は、お母さんのお腹の中でもらうことができないので、生まれたばかりの赤ちゃんもかかる心配があります。抵抗力の弱い乳幼児が結核にかかると、全身性の結核症にかかったり、結核性髄膜炎になることもあり、重い後遺症を残す可能性があります。BCGは、特に結核性髄膜炎や粟粒結核などの重症になりやすい乳幼児期の結核を予防するため、生後1歳になるまでに受けることになっています。

 
対象年齢 接種回数 標準的な接種期間
1歳の誕生日の前日まで 1回 生後5か月から8か月になる前日まで

 

麻しん風しん混合(MR)

【麻しん(はしか)】
 麻しんウイルスによって起こります。感染力が強く、飛沫・接触だけではなく空気感染もあり、予防接種を受けないでいると、多くの人がかかり、流行する可能性があります。潜伏期間は9日から11日で、高熱、せき、鼻汁、目の充血、目やに、発疹が主な症状です。最初3・4日は38℃前後の熱で、 一時治まりかけますが、また39℃から40℃前後の高熱と発疹が出てきます。高熱は3・4日で下がり、次第に発疹も消えてきますが、色素沈着が残ります。主な合併症として、気管支炎、肺炎、中耳炎、脳炎があります。医療が発達した先進国でも、かかった人の1,000人に1人が死亡するとても重症の病気です。

【風しん(三日ばしか)】 
 風しんウイルスの飛沫感染、接触感染によって起こります。潜伏期間は2週間から3週間で、軽い風邪症状で始まり、発疹、発熱、後部リンパ腫張などが主な症状です。その他、目の充血もみられます。発疹も熱も約3日間で治まることから「三日ばしか」とも呼ばれています。年長児や成人では関節炎の頻度が高く、予後は良好ですが、妊婦が妊娠初期にかかると、先天性風疹症候群と呼ばれる子ども(心臓病、白内障、聴力障害、発育発達遅延など)が生まれる可能性が非常に高くなります。

 
ワクチン名 対象年齢 接種回数
麻しん風しん(MR)1期 1歳から2歳の誕生日の前日まで 1回
麻しん風しん(MR)2期 小学校入学前の1年間(年度内に6歳になる方) 1回

 

水痘(水ぼうそう)

 水痘帯状疱疹ウイルスによって引き起こされる急性の感染症です。直接感染、飛沫あるいは空気感染によって広がる、最も感染力の強い感染症のひとつです。潜伏期間は感染から2週間程度と言われています。特徴的な発疹が主な症状でかゆみや発熱を伴います。発疹は紅斑(皮膚の表面が赤くなること)から始まり、水ぶくれとなり、最後はかさぶたを残して治癒します。発疹はお腹や背中、顔などに多い傾向がありますが、頭部など髪の毛に覆われた部分にも現れるのが特徴です。まれに脳炎や肺炎、肝機能の異常を伴うことがあります。また、皮膚から細菌が感染して化膿することはまれではなく、敗血症などの重症の感染症を合併することもあります。感染すると一生、体の中に潜伏し、加齢や免疫の低い状態等で再活性化し、帯状疱疹を発症します。

 
対象年齢  接種回数 

標準的な接種期間

1歳から
3歳の誕生日の前日まで
2回 1歳から1歳3か月までに1回目を接種、1回目終了後6か月から12か月の間隔をおいて2回目を接種

 

日本脳炎

 日本脳炎ウイルスの感染によって起こります。ブタなどの体内で増えたウイルスが蚊によって媒介され感染します。7日から10日の潜伏期間後、高熱、頭痛、嘔吐、意識障害、けいれんなどの症状を示す急性脳炎になることがあります。日本脳炎に感染した人のうち100人から1,000人に1人が脳炎等を発症し、治った後に神経の後遺症を残す人が多くみられます。

 
ワクチン名 対象年齢 接種回数 標準的な接種期間
日本脳炎
1期
生後6か月から
7歳6か月になる前日まで

初回:2回
追加:1回

1期初回:3歳から4歳になるまでの間に1回接種し、
      1回目から6日から28日の間隔をあけて
              2回目を接種
1期追加:4歳から5歳になるまでの間に、2回目接
              種終了後からおおむね1年あけて接種

日本脳炎
2期
9歳から
13歳の誕生日の前日まで
1回 9歳から10歳になるまで 予診票配布時期
小学校4年生に個別送付

※日本脳炎の積極的な接種勧奨を控えていた時期(平成17年~21年度)の対象者は、特例対象として接種することができます。
・平成7年4月2日から平成19年4月1日生まれの人:1期初期から2期までの接種を、20歳未満まで受けることができます。

 

二種混合(DT:ジフテリア、破傷風)2期

​【ジフテリア】
 ジフテリア菌の飛沫感染で起こります。感染は主に喉ですが、鼻腔内にも感染します。ジフテリアは感染しても10%程度の人に症状が出るだけで、残りの人は症状が出ない保菌者となり、その人を通じて感染することもあります。症状は高熱、のどの痛み、犬の泣き声のようなせき、嘔吐などで、偽膜と呼ばれる膜がのどにできて窒息死することもあります。発病2週間から3週間後には菌の出す毒素によって心筋障害や神経麻痺を起こすことがあるため注意が必要です。

【破傷風】
 破傷風菌は土の中などにいる菌が、傷口から人の体内に入ることによって感染します。菌が体の中で増えると、菌の出す毒素によって、筋肉の強直性けいれんを起こします。口が開かなくなるなどの症状で気づき、やがて全身のけいれんを起こすようになり、治療が遅れると命を落とすこともあります。

 
対象年齢 接種回数 標準的な接種期間 予診票の送付時期
11歳から
13歳の誕生日の前日まで
1回

11歳から12歳になるまで

小学校6年生に個別送付

 

 

子宮頸がん予防(HPV)ワクチン

 子宮頸がんは子宮頸部に(子宮の入り口)にできるがんです。原因のほとんどがヒトパピローマウイルス(HPV)の感染ですが、このウイルスは人にとって、特殊なウイルスではなく、多くの人が感染し、その一部が子宮頸がん等を発症します。多くの場合ウイルスは自然に検出されなくなりますが、一部が数年から数十年かけて前がん病変の状態を経て子宮頸がんを発症します。子宮頸がんは国内では年間約11,000人が発症し、年間約2,900人が死亡すると推定されています。

 
接種対象者 接種回数 予診票の送付時期 標準的な接種期間
12歳になる年度の初日から
16歳になる年度末日までの女子
(小学校6年生~
 高校1年生相当の女子)
2回または3回
※接種するワクチンと
接種開始年齢によって
異なります。

中学校1年生、
高校1年生に相当する
女子に4月に個別送付

中学校1年生

<キャッチアップ接種対象者>
​平成9年4月2日から
平成20年4月1日生まれの女性で未接種の方
​※2025年3月31日まで

3回

対象者に個別送付済

 

HPVワクチンの種類と接種間隔について

 定期接種として接種できるワクチンは3種類あります。子宮頸がん患者から最も多く検出されるHPV16型及び18型に対する抗原を含む2価ワクチン(サーバリックス)、尖圭コンジローマや再発性呼吸器乳頭腫脹の原因ともなる6型、11型も加えられた4価ワクチン(ガーダシル)があります。また、31型、33型、45型、52型、58型が加えられた9価ワクチン(シルガード9)も承認され、令和5年度から定期接種化されました。 感染及び前がん病変の予防効果のあるワクチンとされており、初回性交渉前にワクチン接種することが最も予防効果が高いとされています。

 
ワクチン 接種回数 標準的な接種間隔 標準的な間隔をとることができない場合
サーバリックス(2価) 3回

2回目:1回目の接種から1か月
3回目:1回目の接種から6か月

2回目:1回目の接種から1か月以上
3回目:1回目の接種から5か月以上かつ
     2回目の接種から2か月半以上

ガーダシル(4価) 3回 2回目:1回目の接種から2か月
3回目:1回目の接種から6か月

2回目:1回目の接種から1か月
3回目:2回目の接種から3か月以上

シルガード9(9価)
1回目の接種が15歳未満の方
2回 2回目:1回目の接種から6か月

2回目:1回目の接種から5か月以上
(注)2回目接種が5か月未満の場合は、2回目から3か月以上あけて3回目の接種が必要となる

シルガード9(9価)
1回目の接種が15歳以上の方
3回 2回目:1回目の接種から2か月
3回目:1回目の接種から6か月

2回目:1回目の接種から1か月
3回目:2回目の接種から3か月以上


ワクチン接種をけ検討している方は、下部に掲載しているリンクをご覧ください。

<関連リンク>

子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)についてのお知らせ

子宮頸がんワクチンを自費で接種された方へ

 

予診票配布方法

 乳幼児で接種するワクチンの予診票は、赤ちゃんが生まれた際に、ご家庭に保健師等が訪問する「こんにちは赤ちゃん訪問」の際に予診票を配布しています。
 小学生・中学生で対象となる予防接種の予診票は対象となった時期に郵送します。
 転入された方や紛失等で予診票をお持ちでない方は、母子健康手帳をお持ちのうえ保健センター窓口へお越しください。即日お渡しできます。
 ご不明な点がございましたら保健センター(0480-34-1188)へご連絡ください。

 

注意事項

予防接種を受けに行く前に

  1. 子どもの体調が良いときに受けましょう。
  2. 当日受ける予防接種の「予防接種と子どもの健康」や予診票と一緒にお渡ししている説明書等を読んで、必要性や副反応などを理解した上で受けましょう。わからないことは、接種を受ける前に接種医に質問しましょう。
  3. 母子健康手帳を必ず持って行きましょう。
  4. 予診票は、接種する医師の大切な情報源です。責任を持って記入するようにしましょう。
  5. 予防接種を受ける子どもの日頃の健康状態をよく知っている保護者が連れて行きましょう。接種には保護者の同意が必要です。(16歳未満のみ)

予防接種を受けることができない人

  1. 明らかに発熱(通常37.5度以上)している
  2. 急性で重症な病気にかかっていることが明らかである
  3. 当日に受ける予防接種の接種液に含まれる成分でアナフィラキシー反応を起こしたことがある
  4. その他、医師に不適当な状態と判断された場合

 

予防接種を受ける際に注意を要する人

  1. 心臓病、腎臓病、肝臓病、血液の病気や発育障害などで治療を受けている
  2. 予防接種で、接種後2日以内に発熱がみられた、および発疹、じんましんなどアレルギーと思われる異常がみられた
  3. 過去にけいれん(ひきつけ)を起こしたことがある(受けるワクチンの種類などで条件が異なります。必ずかかりつけ医に事前に相談しましょう。)
  4. 過去に免疫不全の診断をされている、および近親者に先天性免疫不全症の人がいる
  5. 卵の成分、抗菌薬、安定剤などにアレルギーがあると言われたことがある
  6. BCG予防接種の場合は、家族に結核患者がいて長期に接触があった場合など、過去に結核に感染している疑いがある
  7. ロタウイルスの予防接種の場合は、活動性胃腸疾患や下痢などの胃腸障害がある

 

予防接種を受けた後の一般的注意事項

  1. 予防接種を受けた後30分程度は、医療機関(施設)で子どもの様子を観察するか、医師とすぐに連絡を取れるようにしておきましょう。
  2. 接種後、生ワクチンでは4週間、不活化ワクチンでは1週間は副反応の出現に注意しましょう。
  3. 接種部位は清潔に保ちましょう。入浴は差し支えありませんが、接種部位をこすることはやめましょう。
  4. 接種当日は、はげしい運動は避けましょう。
  5. 接種後、接種部位の異常な反応や体調の変化があった場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。

 

接種場所について

すべて個別接種です。

杉戸町内予防接種契約医療機関

町外の予防接種契約医療機関<外部リンク>

※接種当日に杉戸町内に住民登録がない場合は、杉戸町の予診票が使用できません。住民票のある市町村窓口へお問合せください。

 

 定期予防接種助成金制度について

 母親の里帰り出産等の理由で県外に長期滞在した時や、子どもの病気等やむを得ない理由により、町と契約している医療機関以外で定期予防接種を希望する場合、事前に申請することにより、接種費用の一部または全額を助成する制度です。

 詳細は「杉戸町定期予防接種助成金制度の案内 」をご確認ください。

 

予防接種健康被害救済制度について

 予防接種を受けた後の副反応は、接種した当日や翌日に始まり、おおむね数日で治ります。一方、極めて稀に重大な副反応が発生し、医療機関での治療が必要になったり、障がいが残ったりした場合に、その健康被害が予防接種を受けたことによるものであると認定された場合には、予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)が受けられる制度があります。

 詳細は「予防接種健康被害救済制度」をご確認ください。​

 

長期にわたって療養を必要とする疾病にかかり定期接種が受けられなかった方

 特別な事情がなくなった日から2年間は定期予防接種が受けられます。(ロタウイルス以外)
 該当する方は保健センター(0480-34-1188)へお問合せください。

 

 

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