子どもたちが育ててきた蕎麦、十分に乾燥したので脱穀し、粉にしました。
唐箕と石臼を使い昔ながらの方法で行います。
本日も久喜そば俱楽部の方々にご指導いただきます。
朝早くからご準備ありがとうございます。
乾燥させていた蕎麦を運び、子どもたちが集まってきました。
本日の作業手順の説明を聞き、早速スタートです。
まずは蕎麦の実を落とすところからです。
棒でたたいたり、蕎麦同士をこすり合わせたりして実を落としていきます。
風に飛ばされないように慎重に作業していました。
一粒たりとも無駄にできません。
シートの中央に集めて次は唐箕でふるいにかけます。
唐箕に入れハンドルを回すと蕎麦の実とその他のごみが風に力で分けられていきます。
昔の人の知恵に感心しながら交代で唐箕を回していました。
室内に場所を変え、次は石臼で挽いていきます。
中央の穴から蕎麦を入れ、石臼を回していくと粉が少しずつ出てきます。
「粉が出てきた!」
「蕎麦の色をしている!」
と嬉しそうに回していました。
「結構入れても、少ししか粉がとれないね。」
などと、蕎麦を作ることの大変さにも気づいたようです。
粉になりました。
この後、さらに久喜そば倶楽部の方がふるいにかけ、粉と殻に分けてくださるとのことです。
残すは蕎麦打ちのみです。
自分で種を蒔き、収穫して粉にした蕎麦を自分たちの手で打ち、いただく掛け蕎麦は格別な味がするのではないでしょうか。
とても楽しみですね。
泉新蕎麦のお披露目は17日(水曜日)を予定しています。
ご指導いただく久喜そば俱楽部の皆様、よろしくお願いいたします。
≪泉蕎麦 完成までの道のり≫