12月17日 水曜日(2)
8月末から5・6年生が取り組んできた蕎麦作り、いよいよ本日蕎麦打ちを行って完成となります。
今年の新蕎麦の出来はどうでしょうか?
本日も久喜そば俱楽部の皆様にご指導いただきます。
朝早くから準備を行っていただきました。
ありがとうございます。
蕎麦打ちは1・2時間目が5年生、3・4時間目に6年生が行います。
まずは5年生が家庭科室に集まってきました。
蕎麦打ちについて説明を受けます。
今年は6kgの玄蕎麦が収穫でき、3kgの蕎麦粉が挽きあがりました。
ここからは蕎麦打ちの工程に合わせて「泉小産蕎麦粉使用 掛け蕎麦」が完成するまでを見ていきましょう。
【水回し】
まずは「水回し」です。
蕎麦打ちでは一番重要な工程です。
粉をふるいにかけ、こね鉢に入れ、水を分けながら加えていきます。
蕎麦粉全体に水をなじませながら手早く混ぜ、かたまりにしていきます。
5年生はそば倶楽部の方の手本を見ながら、6年生は昨年のことを思い出しながら行っていきました。
【こね】
続いて「こね」を行います。
手だけでなく上半身を使いながら体重をかけこねていきます。
そば玉の表面がツルツルに変わっていき、耳たぶほどの柔らかさを目安にこねていきます。
友達と交代しながら協力してこねていきました。
【延し】
「こね」が終わったら「延し」に入ります。
丸く形を整え打ち粉をふり、打ち粉をふったのし台に置きます。
まずは、手のひらで30cmくらいのきれいな円盤状になるように押し広げていきます。
次に綿棒を使い中心から奥に向かい伸ばしていきます。
生地を回しながら均一に力を入れて薄く平らにしていきました。
【たたむ・切る】
薄くのばした生地をたたんで切っていきます。
生地の上に駒板をあてがい、蕎麦きり包丁で上から押しあてるように切っていきます。
包丁を傾け駒板をずらして切る、を繰り返し麺の形にしていきます。
ここで麺の太さがバラバラになってしまうと茹で時間が変わってしまいます。
どのグループも慎重に行っていました。
ここから「茹で」に入ります。
蕎麦を美味しくゆでるにはたくさんの水と強い火力が大切です。
強力なガスバーナーと大きな鍋も用意していただきました。
ありがとうございます。
最後に水洗いして締め、つゆをはったお椀に入れ「泉小産蕎麦使用 掛け蕎麦」の完成です。
さあ、お味の方はいかがでしょうか?
満面の笑みで蕎麦をすする姿からその美味しさが伝わってきました。
蕎麦作り大成功です!
蕎麦打ち体験の後は、久喜そば俱楽部の方に5年生と6年生の教室に入っていただき給食を召し上がっていただきました。
今日の給食のメニューは
・ごはん
・麻婆豆腐
・肉シュウマイ
・棒棒鶏サラダ
・牛乳
でした。
給食はいかがだったでしょうか?
食べながら色々な話に花が咲いていたようでした。
最後に5年生と昨年お休みして蕎麦打ち体験をしていなかった6年生が「蕎麦打ち認定証」をいただきました。
一人一人名前を呼ばれ手渡しで認定証を受け取るととても嬉しそうでした。
集合写真を撮って今年の蕎麦作りはすべて終了となりました。
今年も久喜そば俱楽部の皆様には大変お世話になりました。
また、本日の蕎麦打ちでは蕎麦が食べられない子のために別室にてうどん打ち体験をさせていただきました。出来上がったうどんを美味しそうに頬張る姿を見て、どの子も大満足の体験活動が行えたことを大変うれしく思います。
子どもたちにとってかけがえのない体験活動となりました。
ご指導ありがとうございました。
≪泉蕎麦 完成までの道のり≫